女将校、快楽拷問物語2 前編
前回の続き
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「ふふふふふふ…」
女将校は、手にした蝋燭を細かく震わせ、小刻みに垂らしていく。
血のように赤い蝋燭が体表に広がっていく。
「…っうう、うはあっ、ぐ…ぐうううっ…っ!ぐあああああっ!」
両脚は折り曲げられ、手枷と足枷の両方を交叉させられていたため、マゾ男はエビ反りに仰け反るしかなかった。
滴る汗が身悶える度に煌めきながら宙を舞うさまを、女将校は恍惚とした表情で、瞬きすることも忘れて見入っていた。
そして次に、そばに置いておいた箱に手を伸ばす。
その箱には水と氷が大量に入っていた。
蝋燭の温度に肌が慣れてきたであろう時にすかさず、氷水を腫れ上がった皮膚に垂らす。
「うわ、あっぁぁぁ・・つ、痛っ!痛い・・・うぅぅ。」
蝋燭の温度に慣れてきたであろうマゾ男も、この突然の責めに驚愕すると同時に全身を震わせた。
本来痛みを引き起こさないはずの氷による冷覚刺激と、火傷まで引き起こさない温度の蝋燭による温覚刺激を同時に与えると、非侵害刺激と侵害冷刺激に反応する脊髄視床経路を上行する2つのニューロンが別々に反応し、視床皮質間で痛み刺激と温度刺激が統合され、あたかも熱いものに触れたときのような強い焼け付くかのような熱感覚を錯覚、感じてしまうのだ。
これをサンベルグの幻覚という。
大脳皮質内における痛みの錯覚が及ぼす、高等な苦痛責め。
実際には身体に深い障害を及ぼさないのに、大脳が錯覚することにより、焼けただれてしまうほどの痛みと恐怖を感じる。
熱い蝋燭と、肌を指すほどに冷たい氷水を垂らされ、敏感になった肌、そして錯覚をもたらすほど混乱した脳。
混乱し切った脳をさらに混乱させるため、蛇のような執拗な動きで、肌に冷たい指が絡みつく。
動けなくされた状態で、精神的にも肉体的にも追い込まれる。
追い込まれ、許しをこう表情をマゾ男がすると、女将校は性的な、ねちっこい触り方で敏感になった肌をまさぐる。
触られるたびに、触覚、圧覚、痛覚、温覚と冷覚、全ての表面感覚が刺激され統合し、痛み、温もり、冷たさで脳はぐちゃぐちゃ。
視界が狭まり、意識がぼんやりしてきたであろう様子は、目を見ればわかる。
長いので次に続く
右京
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「ふふふふふふ…」
女将校は、手にした蝋燭を細かく震わせ、小刻みに垂らしていく。
血のように赤い蝋燭が体表に広がっていく。
「…っうう、うはあっ、ぐ…ぐうううっ…っ!ぐあああああっ!」
両脚は折り曲げられ、手枷と足枷の両方を交叉させられていたため、マゾ男はエビ反りに仰け反るしかなかった。
滴る汗が身悶える度に煌めきながら宙を舞うさまを、女将校は恍惚とした表情で、瞬きすることも忘れて見入っていた。
そして次に、そばに置いておいた箱に手を伸ばす。
その箱には水と氷が大量に入っていた。
蝋燭の温度に肌が慣れてきたであろう時にすかさず、氷水を腫れ上がった皮膚に垂らす。
「うわ、あっぁぁぁ・・つ、痛っ!痛い・・・うぅぅ。」
蝋燭の温度に慣れてきたであろうマゾ男も、この突然の責めに驚愕すると同時に全身を震わせた。
本来痛みを引き起こさないはずの氷による冷覚刺激と、火傷まで引き起こさない温度の蝋燭による温覚刺激を同時に与えると、非侵害刺激と侵害冷刺激に反応する脊髄視床経路を上行する2つのニューロンが別々に反応し、視床皮質間で痛み刺激と温度刺激が統合され、あたかも熱いものに触れたときのような強い焼け付くかのような熱感覚を錯覚、感じてしまうのだ。
これをサンベルグの幻覚という。
大脳皮質内における痛みの錯覚が及ぼす、高等な苦痛責め。
実際には身体に深い障害を及ぼさないのに、大脳が錯覚することにより、焼けただれてしまうほどの痛みと恐怖を感じる。
熱い蝋燭と、肌を指すほどに冷たい氷水を垂らされ、敏感になった肌、そして錯覚をもたらすほど混乱した脳。
混乱し切った脳をさらに混乱させるため、蛇のような執拗な動きで、肌に冷たい指が絡みつく。
動けなくされた状態で、精神的にも肉体的にも追い込まれる。
追い込まれ、許しをこう表情をマゾ男がすると、女将校は性的な、ねちっこい触り方で敏感になった肌をまさぐる。
触られるたびに、触覚、圧覚、痛覚、温覚と冷覚、全ての表面感覚が刺激され統合し、痛み、温もり、冷たさで脳はぐちゃぐちゃ。
視界が狭まり、意識がぼんやりしてきたであろう様子は、目を見ればわかる。
長いので次に続く
右京